COLUMN

コラム

通院回数を減らしたい方へ|自費診療という選択肢

「何度も通院できない」というお悩みは少なくありません

「仕事が忙しく、歯医者へ何度も通う時間が取れない」
「遠方に住んでいるため、できるだけ少ない通院回数で治療したい」
「結婚式や転勤、海外赴任までに治療を終えたい」

このようなお悩みから歯科医院を探される方は、年々増えています。
実際、歯科治療は一度で終わることは少なく、虫歯1本の治療でも複数回の通院が必要になることがあります。
さらに被せ物やセラミック治療、インプラント治療になると、数週間から数か月にわたって通院が必要になるケースも珍しくありません。
もちろん、それには理由があります。
歯科治療は「削って終わり」ではなく、

• 正確な診査・診断
• 治療
• 型取り
• 被せ物の製作
• 装着
• 噛み合わせの調整

と、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねながら進めていく医療だからです。
だからこそ、「できるだけ少ない通院回数で治療したい」というご希望があったとしても、単純に工程を省略することはできません。
大切なのは、必要な工程を省かずに、どのように効率よく治療を進めるかという視点です。

通院回数が多くなる理由とは?

患者さんから、 「どうして歯医者は何回も通わなければならないのですか?」 というご質問をいただくことがあります。
その理由の一つは、補綴物(被せ物や詰め物)がオーダーメイドで製作されるからです。
例えばセラミックの被せ物であれば、

歯を削る

型取りをする

歯科技工士が製作する

完成後に装着する

という流れになります。
一般的には、補綴物の製作は外部の歯科技工所へ依頼するため、完成まで一定の日数が必要になります。
そのため、 「今日は型取りだけ」 「次回は仮歯を外して装着」 というように、どうしても通院回数が増えてしまうのです。
また、インプラントや全顎治療などでは、お口全体の状態を確認しながら段階的に治療を進める必要があるため、治療期間そのものが長くなることもあります。
つまり、通院回数が多いことには、患者さんのお口の状態を安全かつ正確に治療するための理由があるのです。

自費診療では治療計画を柔軟に立てられることがあります

「自費診療なら一日で終わる」
「自費診療だから早い」

このようなイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。
実際には、治療内容やお口の状態によって必要な期間は大きく異なります。
一方で、自費診療には、患者さん一人ひとりのご希望やライフスタイルに合わせて治療計画を立てやすいという特徴があります。
例えば、

• 一度の診療時間を十分に確保する
• 複数の処置を計画的にまとめる
• 通院スケジュールを考慮しながら治療を進める

など、一人ひとりに合わせた治療計画をご提案できるケースがあります。
その結果として、必要な治療の質を維持しながら、通院回数を減らせることがあるのです。
もちろん、すべての症例が短期間で終わるわけではありません。
歯周病の治療や、インプラントと骨造成を組み合わせるケースなどでは、治癒を待つ期間が必要になることもあります。
しかし、「忙しくて何度も通院できない」「できるだけ効率よく治療を受けたい」というご希望は、治療計画を立てるうえで大切な情報の一つです。
まずは現在のお口の状態を正確に把握し、そのうえで無理のないスケジュールをご提案することが、患者さんにとっても歯科医院にとっても理想的な治療につながります。

One Day Treatmentという選択肢

通院回数を減らす方法の一つとして、当院では「One Day Treatment(1Day治療)」という選択肢をご用意しています。
一般的なセラミック治療では、

• 歯を削る
• 型取りをする
• 仮歯を装着する
• 技工所で製作する
• 後日、完成した被せ物を装着する

という流れになるため、複数回の通院が必要になります。
一方、One Day Treatmentでは、条件が整えばセラミックの被せ物や詰め物をその日のうちに製作・装着できる場合があります。
ただし、「1日で終わる」ことだけが目的ではありません。
当院では、

• 噛み合わせ
• 見た目
• 長期的な安定性

まで考慮したうえで、即日治療が適していると判断した症例にご提案しています。
「早く終わる治療」ではなく、「必要な工程を効率よく進める治療」であることが、One Day Treatmentの大きな特徴です。
One Day Treatmentの考え方や治療の流れについては、こちらのページで詳しくご紹介しています。

▶ 関連記事:1Day治療について

One Day Treatmentを支える院内技工士の存在

One Day Treatmentを実現するために欠かせないのが、院内に常駐する歯科技工士です。
一般的には、被せ物や詰め物は外部の歯科技工所へ依頼することが多く、完成までに日数がかかります。
しかし院内に歯科技工士がいることで、

• 歯科医師との情報共有
• 色や形の確認
• 微調整

などをその場で行えるため、治療をよりスムーズに進められる場合があります。
また、患者さんご本人と歯科技工士が直接お話ししながら色味や形態を確認できることも、院内技工ならではの大きなメリットです。
院内技工士についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
▶ 関連記事:院内技工士がいる歯科医院のメリットとは

また、「歯科技工士とはどのような仕事なのか」「なぜ歯科治療に欠かせない存在なのか」については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 関連記事:歯科技工士とは?〜見えないところで“噛める”を支えるプロフェッショナル〜

デジタル技術と職人の技術、その両方が大切です

近年はCAD/CAMなどのデジタル技術が進歩し、高精度な補綴物を製作できるようになりました。
しかし、それだけで自然な歯が完成するわけではありません。
特に前歯など見た目が重要な部位では、

• 光の透け方
• 色のグラデーション
• 表面の質感
• 周囲の歯との調和

といった細かな表現が求められます。
こうした部分は、熟練した歯科技工士による手作業があってこそ実現できるものです。
当院では、デジタル技術の精度と職人の技術、その両方を活かしながら補綴物を製作しています。
より自然な見た目を実現する技法については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
▶ 関連記事:自然な美しさを再現する高度な技法 ~ジルコニアフレーム+陶材築盛とは?~

この治療システムは、一人の患者さんとの出会いから生まれました

当院が通院回数の軽減やOne Day Treatmentに取り組むようになった背景には、一人の患者さんとの出会いがあります。
その患者さんは、パニック障害と歯科医院への強い恐怖心を抱えており、何度も決められた日時に通院することが難しい状況でした。
「歯を治したい」という気持ちはある。
しかし、通院そのものが大きな負担になってしまう。
そのような患者さんにも安心して治療を受けていただきたいという想いから、デジタル技術と院内技工士による体制を組み合わせた現在の治療システムが生まれました。
詳しい経緯については、こちらの記事でもご紹介しています。
▶ 関連記事:私の夢はこの歯科システムを皆様やスタッフと一緒に世界中に広めることです

実際にOne Day Treatmentで治療した症例をご紹介します

言葉だけでは、One Day Treatmentのイメージが伝わりにくいかもしれません。
当院では、前歯2本のセラミック治療を即日で行い、見た目の改善だけでなく、お口全体のバランスも考慮しながら治療した症例があります。
この症例では、欠けてしまった前歯を修復するとともに、もともとのセラミックの形態も調整し、左右のバランスまで整えています。
治療前後の写真や詳しい内容は、こちらの症例ページをご覧ください。
▶ 関連症例:全体のバランスを考えた前歯の修正(Case16)

通院回数を減らしたい方へ

通院回数を減らしたいというご希望は、決して珍しいものではありません。
仕事や子育て、介護、遠方からの通院など、それぞれのライフスタイルによって事情は異なります。
だからこそ当院では、「何回通院できるか」ではなく、「どのような治療計画なら無理なく続けられるか」を大切にしています。
もちろん、すべての治療が短期間で終わるわけではありません。
しかし、お口の状態やご希望をしっかり伺ったうえで治療計画を立てることで、患者さんの負担をできるだけ軽減できる場合があります。

「何度も歯医者へ通うことが難しい」
「できるだけ少ない通院回数で治療したい」

そのようなお悩みをお持ちの方は、まずはお気軽にご相談ください。
患者さん一人ひとりのライフスタイルやご希望に寄り添いながら、治療の質を大切にした最適なプランをご提案いたします。

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