歯がボロボロ
歯がボロボロについて
歯がボロボロになる原因
「歯がボロボロ」という状態は、決して一つの原因だけで起こるものではありません。
多くの場合、いくつもの要因が長い年月をかけて重なり合っています。
代表的な原因としては、
- 虫歯を繰り返してき
- 歯周病が進行している
- 歯が抜けたまま放置している
- 合っていない被せ物・入れ歯を
使い続けている
などが挙げられます。
特に40代以降になると、若い頃に治療した歯が劣化し、そこへ歯周病や噛みしめが加わることで、一気に「ボロボロ感」が進むケースが少なくありません。
「ちゃんと歯磨きしてきたのに」「昔は問題なかったのに」そう感じる方も多いですが、歯は少しずつダメージを蓄積する臓器なのです。
放置するリスクについて
歯がボロボロの状態を放置すると、問題は口の中だけにとどまりません。
歯が欠ける・抜ける→噛む位置がズレる→一部の歯や顎に負担が集中する
この結果
- さらに歯が壊れる
- 顎関節症を引き起こす
- めまい、耳鳴り
- 顔つきが変わる
といった悪循環に陥ります。
また、「痛くないから大丈夫」と思っていても、痛みが出たときには、かなり進行していることが多いのが現実です。
放置すればするほど、
- 治療が大がかりになる
- 治療期間が長くなる
- 選択肢が減る
という点も、重要なリスクです。
治療の進め方について
歯がボロボロの治療は、インプラントだけ、被せ物だけといった単独の治療で完結することはほとんどありません。
当院では、「今ある問題をどう直すか」だけでなく、「これから先、どう噛める状態を維持するか」を重視します。
そのため、治療は段階的に進めていきます。
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Step

現状の把握と整理
まず行うのは、お口全体の状態を正確に把握することです。残っている歯の状態や歯周病の進行度、噛み合わせの位置、顎の状態を詳しく確認し、そのうえで、どの歯が残せるのか、残せないのかを慎重に判断していきます。私たちは「どこが悪いか」だけを見るのではなく、
なぜお口がボロボロになってしまったのか」 という原因を整理することを大切にしています。ここを曖昧にしたまま治療を始めてしまうと、治療後も同じトラブルを繰り返してしまう可能性があるためです。 -
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応急処置・環境の安定化
次に、痛みや炎症、感染など、
今すぐ対応が必要な問題を優先的に整えていきます。 具体的には、痛みのある歯の処置を行い、感染の原因となっている部分を取り除きながら、必要に応じて仮歯の装着や仮の噛み合わせの調整を行います。
この段階での目的は「完璧に治す」ことではありません。まずは噛める・生活できる状態を確保すること が目的です。 -
Step
噛み合わせを含めた
治療計画の立案環境が落ち着いたところで、本格的な治療計画を立てます。ここで重要なのが、どこにインプラントが必要なのか、どこは被せ物で対応できるのか、どの歯を残すべきか、そして全体の噛み合わせをどのように再構築していくかといった全顎的な視点です。
「インプラントありき」ではなく、複数の治療法を組み合わせることで、無理のないゴールを設定します。 -
Step
段階的な本治療
治療は、一度にすべてを行う必要はありません。
優先度の高い部位から治療を行い、噛み合わせを確認しながら進め、状況に応じて治療計画を微調整していきます。
患者さんの体力・生活・ご希望に合わせて、無理のないペースで進めます。 -
Step
仕上げと予防・メンテナンス
治療が終わった後こそが、本当のスタートです。噛み合わせの安定を図りながら歯周病の管理を行い、インプラントや被せ物の状態を定期的にチェックし、予防歯科による継続的な管理を行っていきます。ここまで含めて、「歯がボロボロだった状態からの卒業」だと考えています。
「歯がボロボロ」は、
治療を始めるサインです
「恥ずかしくて相談しにくい」「怒られそうで怖い」そう思って、来院をためらう方も少なくありません。
しかし、歯がボロボロになるまでには、必ず理由があります。ブランパ梅田デンタルクリニックでは、責めることはありません。
今の状態を受け止め、これからどうしていくかを一緒に考える場所です。
どこから治せばいいのか分からない方こそ、まずはご相談ください。