顎関節症・噛み合わせ
顎関節症・噛み合わせについて
噛み合わせが悪いともたらす影響
噛み合わせの乱れは、「噛みにくい」「痛い」といった口の中の問題だけにとどまりません。
実は、全身にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。
例えば、噛み合わせが悪いと、
- 特定の歯だけに強い力が集中する
- 顎の関節や筋肉に過剰な負担がかかる
- 食事をしっかり噛めず、消化器に負担が
かかる
といったことが起こります。
症状について
- 顎の痛み、口が開きにくい
- 肩こり、首こり、頭痛
- めまい、耳鳴り
- 姿勢のゆがみ
など、一見歯と関係のなさそうな不調につながることも少なくありません。
特に40代以降は、歯の欠損やすり減り、被せ物の不具合などが重なり、噛み合わせが大きく崩れているケースが多く見られます。
「昔より噛みにくくなった」「片側でしか噛めない」と感じている方は、顎関節症のリスクも高まっている状態といえます。
顎関節症とは
顎関節症とは、顎の関節や周囲の筋肉に異常が起こり、痛みや動かしにくさ、音などの症状が現れる病気です。
3つのタイプ
- 筋肉に問題があるタイプ
- 関節内のズレ(関節円板障害)があるタイプ
- 顎の関節そのものが変形しているタイプ
これらは単独で起こることもあれば、複数が同時に重なっていることもあります。
顎関節症は若い方にも起こりますが、40代以降では「噛み合わせの崩れ」「歯の欠損」「長年の負担の蓄積」が原因となるケースが非常に多いのが特徴です。
セルフチェック方法
以下の項目に複数当てはまる場合、顎関節症の可能性があります。
- 口を大きく開けると顎が痛む
- 顎を動かすと「カクッ」「ジャリッ」という
音がする - 口が指2〜3本分以上開かない
- 食事中に顎がだるくなる
- 朝起きると顎が疲れている
- 片側だけで噛むクセがある
これらは初期症状であることが多く、早期の対応で改善しやすい段階でもあります。
違和感の段階での受診が、悪化を防ぐ最大のポイントです。
顎関節症の主な症状
顎関節症の症状は人によってさまざまですが、代表的なものは以下です。
- 顎の痛み
- 口が開きにくい
- 顎を動かすと音が鳴る
- 噛むと痛い
- 顎が外れそうな感覚
- 頭痛、肩こり、首の痛み
中には、歯科ではなく整形外科や耳鼻科を受診されていた方が、実は噛み合わせが原因だったというケースも少なくありません。
顎関節症の原因
顎関節症の原因はひとつではなく、複数の要因が重なって発症することがほとんどです。
主な原因
- 噛み合わせの乱れ
- 歯の欠損を放置している
- 合っていない被せ物・入れ歯
- 歯ぎしり、食いしばり
- 片噛みのクセ
- 姿勢の悪さ
- 精神的ストレス
特に、歯を失ったまま放置している状態や、ボロボロの歯でなんとか噛んでいる状態は、顎に極端な負担がかかりやすく、顎関節症を引き起こす大きな原因になります。
顎関節症の治療法
顎関節症の治療は、症状の原因や重症度によって異なります。
主な治療法
- マウスピース(スプリント)治療
- 噛み合わせの調整
- 被せ物・入れ歯の作り直し
- インプラントによる咬合回復
- 生活習慣の改善指導
これらを組み合わせて行います。
ブランパ梅田デンタルクリニックでは、院長が一貫して診断から治療計画、治療の最終仕上げまでを担当することで、「途中で担当医が変わり、説明が毎回変わる」といった不安がありません。
また、インプラント・補綴・噛み合わせ・顎関節までを総合的に診ることができるため、「顎関節だけ」「歯だけ」ではなく、お口全体を一つの機能として捉えた治療が可能です。
よくある質問
- 自然に治ることはありますか?
-
軽度で一時的なものは、自然に落ち着くケースもあります。
しかし、噛み合わせのズレや歯の欠損が原因の場合、自然に治ることはほとんどありません。
放置すると慢性化し、治療が長期化することもあります。
- 治療期間はどれくらい
かかりますか? -
症状の軽い方であれば、数週間〜数か月で改善するケースもあります。
噛み合わせの再構築やインプラント治療を伴う場合は、半年〜1年以上かかることもありますが、その分「しっかり噛める状態」を長期的に取り戻すことができます。
- 再発しますか?
-
噛み合わせの根本原因が改善されていない場合、再発の可能性はあります。
そのため、一時的な対処だけでなく、「なぜ顎関節症になったのか」を突き止めた治療が重要です。
- 自分でできる予防法は
ありますか? -
- 頬杖をつかない
- 食いしばりを意識的に緩める
- 片側噛みをやめる
- 姿勢を正す
これらは日常で意識できる予防法です。
ただし、すでに噛み合わせが崩れている場合は、セルフケアだけでは限界があります。
- 噛み合わせは年齢が高くても
治せますか? -
はい、年齢に関係なく噛み合わせの治療は可能です。
40代・50代・60代以降で、「もう今さら治らないと思っていた」という方が、治療後に「もっと早く来ればよかった」とお話しされることも少なくありません。
- 噛み合わせはどうやって
診断しますか? -
噛み合わせの診断は、
- お口の中の状態
- レントゲンやCT
- 顎の動き
- 筋肉の状態
- 歯のすり減り具合
これらを総合的に確認して行います。
ブランパ梅田デンタルクリニックでは、院長が直接すべてを確認し、その方にとって最適な治療計画をご提案します。
噛めない不安、顎の痛みは
「年齢のせい」ではありません
「もう歳だから仕方ない」「歯がボロボロだから噛めなくて当たり前」 そう思って諦めてしまっている方は決して少なくありません。
しかし、顎関節症や噛み合わせの問題は、きちんと向き合い、必要な治療を行えば、改善できる可能性が十分にあります。
- しっかり噛める
- 食事が楽しめる
- 顎の痛みがない
そんな日常を取り戻す第一歩として、どうぞお気軽にご相談ください。