「なぜ“即日治療”でも精度が落ちないのか?」:1day治療を支える3つの要素

はじめに

「1日でセラミック治療が終わるなんて、本当に大丈夫なの?」「即日治療だと、仕上がりの精度が心配…」
そうした不安を抱かれる患者様は少なくありません。

従来、セラミックなどの補綴治療は複数回の来院が前提とされてきました。しかし、近年の歯科医療技術の進化により、“即日治療”=1dayセラミック治療の実現が可能となり、その精度は決して従来治療に劣るものではなくなっています。

では、なぜ1日でありながら高精度な治療が可能なのでしょうか?
本コラムでは、「即日でも精度が落ちない理由」を支える3つの要素に焦点を当て、ブランパ梅田デンタルクリニックでの取り組みをご紹介いたします。

要素1:口腔内スキャナーによる精密なデジタル印象

従来の型取りとの違い

従来の型取り(シリコン印象)は、歪みや気泡が入るリスクがあり、再印象が必要になることも少なくありませんでした。
一方、当院で採用している口腔内スキャナーでは、歯や歯肉の形状を数ミクロン単位で3Dデータとして取得可能です。

印象材による誤差がなく、再現性の高いデータを即時に取得できることで、その後の設計工程でも精密な補綴物の製作が可能となります。

その場で確認・補正できる強み

スキャン結果はリアルタイムで画面に反映され、必要があればその場でスキャンをやり直すことができます。これにより、正確性と効率性の両立が図れ、即日治療の第一歩が確実なものとなります。

要素2:CAD/CAMシステムによる高精度な設計と加工

歯科医師と技工士の共同設計

取得したスキャンデータは、CADソフト上で補綴物の設計に使用されます。ブランパ梅田デンタルクリニックでは、歯科医師と常駐の歯科技工士がその場で連携し、理想的な形態や咬合面の調整を細かく行います。

患者様の顔貌や口元のバランスを直接確認しながら設計できる点は、外注では決して得られない大きなメリットです。

ミリングマシンによる正確な加工

設計後のセラミックブロック加工は、最新のCAM(ミリングマシン)で行われます。マイクロ単位で歯の形を再現することができ、適合性は非常に高い水準を維持できます。

ミリング後は、表面の研磨・着色・焼成などを施し、自然な色調と質感を持つ補綴物へと仕上げます。

要素3:院内完結型のワークフロー

常駐技工士による即時調整と相談

当院には歯科技工士が常駐しているため、設計段階だけでなく、試適時や最終調整の際にもその場で相談・調整が可能です。

「ここをもう少し短くしたい」「色味をもう少しナチュラルに」など、患者様のご要望にもリアルタイムで対応できるため、完成度の高い補綴物を1日で提供できます。

外注によるタイムロスがない

一般的な治療では、補綴物の製作を外部の技工所に依頼するため、どうしても数日〜1週間以上の時間がかかります。

しかし当院ではスキャンから設計・加工・装着まですべてが院内完結型。時間短縮だけでなく、細かなニュアンスの伝達ミスも最小限に抑えられます。

「早いけど雑」は昔の話

1day治療は、かつては「仮歯レベルの簡易的な治療」という誤解を受けることもありました。しかし、今やその技術は大きく進歩し、複数の工程を一貫して精密にこなすことが可能になっています。

当院では、「早さ」と「正確さ」のどちらも妥協せず、最短1日でありながら高い満足度を提供する治療体制を整えています。

まとめ

「即日治療でも精度が落ちない」のは、以下の3つの要素によるものです。

口腔内スキャナーによる誤差の少ない印象採得

CAD/CAMによる精密な設計・加工

技工士常駐の院内完結型システム

これらの要素が連携することで、「早いけれど雑」ではなく、「早くて高精度」なセラミック治療が実現します。

忙しい方や通院回数を減らしたい方、そして高品質な補綴治療を求める方は、ぜひブランパ梅田デンタルクリニックの1dayセラミック治療をご検討ください。

 

歯医者さんでのあの型取りが苦手な方には最適ですね。

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